Core i5-13400とCore i5-14400は、発売世代の表示ほど中身が離れていません。両方とも6つのPコアと4つのEコアを使う10コア16スレッドのLGA1700 CPUです。14400の違いは主に最大クロックで、13400からの買い替えなら性能の伸びより費用が気になります。新規購入では、2026年の在庫と販売価格が優先です。
公式仕様で見た差
Intelの13400仕様と14400仕様を比べると、L3キャッシュ20MB、L2キャッシュ9.5MB、基本電力65W、最大ターボ電力148W、DDR4-3200とDDR5-4800への対応が共通します。どちらにもUHD Graphics 730とQuick Sync Videoがあります。
| 項目 | 13400 | 14400 |
|---|---|---|
| Pコア/Eコア | 6/4 | 6/4 |
| スレッド | 16 | 16 |
| Pコア最大 | 4.6GHz | 4.7GHz |
| Eコア最大 | 3.3GHz | 3.5GHz |
| L3キャッシュ | 20MB | 20MB |
| 最大ターボ電力 | 148W | 148W |
Pコアの最大クロック差は0.1GHz、割合で約2.2%です。約2.2%はPコアの最大クロック差です。ゲームの性能差は下記の実測で比較します。Eコアは0.2GHz高くなりますが、アプリの処理配分や電力制限も結果に影響します。
実測レビューが示す性能差
Tom’s Hardwareの14400レビューでは、テストしたゲーム全体の13400との差は約1%で、測定のばらつきに埋もれる規模としています。レビューの機材と設定をそろえた比較なので、世代名から大きな伸びを期待する根拠にはなりません。高解像度でGPU側が先に限界へ達する構成では、CPU差はさらに画面に表れにくくなります。
動画の書き出しや画像処理などCPUを長く使う作業でも、コア数が増えていないため、14400の優位は主にクロック差の範囲です。両者のメモリ規格も同じです。既存のDDR4基板へ14400を載せ替えた場合は、メモリもDDR4のまま使います。性能目的のアップグレードなら、同じマザーボードで対応する上位CPUとの比較の方が意味を持ちます。
2026年の購入費
13400は発売から時間がたち、主要販売店の表示価格と購入可能な価格に開きがあります。ドスパラの商品ページには3万4980円と表示されますが、在庫はありません。価格.comの掲載では、在庫ありの最安値が4万6240円でした。確認時点では13400の購入可能な新品価格が14400を上回っています。
パソコン工房の14400 BOX商品ページには、税込3万4980円で当日出荷と表示されています。今回確認できた購入可能な掲載同士では、14400が13400より1万1260円安い計算です。両方ともUHD 730を内蔵するため、通常版の13400に固有の機能を理由に高い方を選ぶ必要はありません。13400にもっと安い在庫が出た時は、その日の税込・送料込み価格で比べ直せます。
既存PCからの交換
13400をすでに使っているなら、14400への交換だけで体感の変化を得る場面は限られます。費用をかけるなら、メモリ不足、遅いSSD、弱いGPUなど実際の詰まり方に合わせた部品の方が効果を確認しやすい構成です。ゲームの画質設定を上げたい場合はGPU、バックグラウンド作業でメモリを使い切る場合はメモリが候補になります。
14400を600/700シリーズのマザーボードへ載せる時は、Intelの互換性案内に沿って対応BIOSが必要です。B760でも製造時期によって収録BIOSが違うため、CPUサポート一覧に書かれたバージョンを調べた上で購入します。これは14400の新規構成にも必要な確認です。
まとめ
13400と14400は10コア16スレッド、20MB L3、65W/148Wなど主要仕様を共有します。実測ゲーム差も小さく、2026年の選択は新品の入手価格が中心です。13400を使用中なら交換を急がず、新規購入なら同日の販売価格と在庫で選んでください。
