「Core Ultra 5 245Kは今の価格で買う価値があるの?」。発売から時間が経ち、後継モデルも登場している今だからこそ、コストパフォーマンスをあらためて確認しておきたいところです。この記事では、Intel公式の発売時価格と競合機種との比較から、Core Ultra 5 245Kのコスパを検証します。読み終える頃には、価格に見合う実力があるかどうか判断できるようになるはずです。
発売時の推奨価格は309〜319ドル
Core Ultra 5 245Kは、Intel公式仕様によると2024年第4四半期に発売され、推奨価格は309〜319ドルでした。ミドルレンジ帯に位置づけられる価格設定で、上位モデルのCore Ultra 9 285Kよりも大幅に手頃な価格でCore Ultra 200S世代のプラットフォームに参入できる点が特徴です。
14コアという構成のコストパフォーマンス
Pコア6基・Eコア8基の合計14コア・14スレッドという構成は、マルチスレッド性能を必要とする作業とゲーム用途の両方をバランスよくこなせる仕様です。Cinebench R23のマルチコアスコアは25188ptを記録しており、同価格帯の他のCPUと比較しても妥当な処理能力を備えています。極端に尖った性能ではないものの、汎用性の高さがコストパフォーマンスの評価につながっています。
Ryzen 5 9600Xとの価格・性能比較
競合となるRyzen 5 9600Xは、Cinebench 2024のシングルコアスコアがCore Ultra 5 245Kとほぼ同水準です。価格帯も近いため、購入時にはセール状況やマザーボードを含めたプラットフォーム全体のコストで比較するのが現実的です。どちらか一方が明確に優れているというより、実売価格の変動によって選ぶべきモデルが入れ替わりやすい関係にあります。
後継モデル250K Plusとの価格差
Intelはその後、リフレッシュモデルのCore Ultra 5 250K Plusを投入しました。Tom’s Hardwareの検証では250K Plusが総合的に約9%高い性能を示していますが、新モデルである分、価格も245Kより高めに設定される傾向があります。旧モデルの245Kは市場価格が下がりやすいため、値下がり幅次第では「性能差以上にお得」と感じられる場面も出てきます。
245KFとの価格差も判断材料に
内蔵グラフィックスを省いた245KFは、245Kより15ドルほど安く設定されています。グラフィックボードを必ず使う前提であれば245KFを選んで差額を浮かせるのも一つの手ですが、価格差自体はそれほど大きくないため、無理に245KFにこだわる必要はありません。
型落ちだからこそ狙い目になるタイミング
新しいCPUが登場するたびに、旧モデルの実売価格は下がっていく傾向があります。Core Ultra 5 245Kも発売から時間が経過し、セールや型落ち特価の対象になりやすいタイミングに入っています。性能面で最新モデルに劣る部分があっても、価格差がそれを上回るほど縮まっていれば、コストパフォーマンス重視の選択として十分魅力的です。
プラットフォーム全体のコストで考える
CPU単体の価格だけでなく、マザーボードやメモリを含めたプラットフォーム全体のコストで比較することも大切です。Core Ultra 5 245Kが対応するLGA1851ソケット向けのマザーボードは、登場から時間が経ち選択肢も価格もこなれてきています。次世代のNova Lakeに乗り換える場合はソケットごと刷新されるため、その分の追加投資も踏まえて総額で判断するのが賢明です。
セール時期を狙うとさらにお得
家電量販店やECサイトのセール時期には、CPU単体だけでなくマザーボード・メモリとのセット割引が実施されることもあります。型落ちが進んだCore Ultra 5 245Kは、こうしたセールのタイミングと組み合わせることで、コストパフォーマンスをさらに高めやすい製品です。購入を急がないのであれば、大型セールの時期まで待つのも一つの戦略になります。
まとめ
Core Ultra 5 245Kは、発売時価格309〜319ドルというミドルレンジの位置づけながら、14コア構成による汎用性の高さを備えたCPUです。後継の250K Plusには性能面で一歩譲るものの、値下がりが進めば依然としてコストパフォーマンスに優れた選択肢になります。今から買うべきかどうかは、関連記事もあわせて参考にしてください。
