Core i5-12400のPCを組むとき、DDR4とDDR5のどちらを買うべきでしょうか。公式には両方の規格に対応しますが、ゲーム性能、マザーボード、既存メモリの有無で選択が変わります。2025年の12ゲーム実測はDDR5の利点を示しています。その測定条件まで含めて判断しましょう。
公式対応速度とボードの種類
Intelの製品仕様は、12400のメモリをDDR4-3200またはDDR5-4800、2チャネル対応と記載します。DDR4とDDR5は物理的な切り欠きも電気仕様も違い、同じマザーボードで入れ替えて使えません。先にメモリ規格を選び、その規格のスロットを持つLGA1700ボードを購入します。
具体例のASUS PRIME B760M-A D4の対応表には12400が載っています。このD4モデルはDDR4用です。ボードの製品名と仕様表のメモリ欄を確認すると、CPU対応とメモリ規格を同時に確定できます。既存のDDR4を再利用するときは、このようなDDR4版が現実的な選択です。
12ゲームでのDDR5の効果
TechSpotの2025年12月の比較は、Core i5-12400FでDDR4とDDR5を比べています。12400Fの実測を、CPUのコア数、クロック、キャッシュが共通する12400のメモリ選びの参考にします。
12ゲーム平均では、DDR5構成がDDR4構成より約20%高速でした。テストに使ったDDR5は6000MT/s・CL30で、12400の公式DDR5-4800より速いオーバークロック設定です。DDR4は3200MT/sのGear 1や3600MT/sの設定を比較しています。測定に強力なGPUを使うのは、GPUの上限でメモリ差が隠れないようにするためです。一般的なGPUや高画質設定ではGPUが先に上限となり、メモリ差は小さくなります。
ゲームごとの違い
TechSpotの結果では、Rainbow Six Siege Xの差は小さく、Counter-Strike 2ではDDR5がDDR4-3200より約10%速い結果でした。一方、Space Marine 2では約24%、Spider-Man 2のミディアム設定では約28%の差が出ています。Spider-Man 2の平均fpsはDDR4で118、DDR5で151。ここでのfpsはTechSpotのテストGPUと設定での値です。
同じCPUでもゲームによってメモリ帯域への依存度が異なります。CPUが多くのフレームを作るフルHD・低めの画質ではDDR5の差が見えやすくなります。高解像度・高画質でGPUが先に限界となる構成なら、CPU側のメモリ差は結果へ出にくくなります。対象のゲームと目標fpsを決めたうえで、2026年のゲーム性能も確認できます。
既存DDR4の再利用と新規購入
手元に十分な容量のDDR4メモリがあり、既存のLGA1700ボードもDDR4版なら、DDR5への変更はボードまで買い直す作業です。ゲームで現在の目標fpsを満たしているなら、その出費をGPUやストレージへ回せます。一方、ボードとメモリを最初から買うなら、DDR5構成の合計額と狙うゲームでの効果を並べて判断できます。CPUだけの価格差では決まりません。
DDR5-6000などの高クロックキットを選ぶ際は、マザーボードがXMPとその速度に対応するか、メーカーのメモリサポート情報を確認します。12400の公式速度はDDR5-4800です。オーバークロック設定を使わず安定性を優先する構成なら、DDR5-4800で組むこともできます。TechSpotの約20%という差はDDR5-6000を含む特定の比較結果として使うのが正確です。
容量と搭載枚数
ゲームと配信ソフトを同時に使う場合、メモリの容量不足は規格差より直接的な使いにくさにつながります。先に必要容量を決め、2枚組でデュアルチャネルを構成するのが基本です。12400は2チャネル対応で、内蔵UHD 730を使うPCではシステムメモリの帯域をGPUとCPUが共有します。外部GPUを使わない構成でも、搭載枚数は性能に関わります。
4枚挿しや大容量の高クロック設定はメモリコントローラーへの負荷が増えます。ゲーム用に高速キットを使うなら、2枚構成を基準にボードの対応情報へ合わせます。必要な容量が増えた時だけ増設計画を立てると、購入時に規格とスロット数を整理しやすくなります。
まとめ
12400はDDR4-3200とDDR5-4800に公式対応し、対応するボードの種類で実際に使う規格が決まります。12400Fを使った12ゲーム実測では、DDR5-6000がDDR4より平均約20%速い結果でした。DDR4を再利用できる人は合計費用を抑えられます。新規で高fpsを狙うならDDR5版B760を含む総額を比べ、ボード選びの記事へ進んでください。
