Core Ultra 5 225でゲーミングPCを組むなら、CPUの性能差が実際のフレームレートにどう表れるかが気になります。結論から言うと、外部GPUを使うゲームは十分動かせますが、CPUが効く条件での速度はRyzen 5 9600Xより一段低めです。Tom’s Hardwareの225実機レビューを使い、テスト条件と買い方を整理します。

17ゲームの比較結果

比較相手 225の17ゲーム幾何平均
Ryzen 5 9600X 14%低い
Ryzen 5 7600X 7%低い
Core Ultra 5 245K 7%低い
Core i5-14400 8%高い

数値はTom’s Hardwareの測定です。RTX 5090とフルHDを組み合わせ、作品に応じて高または最高画質に設定した17ゲームの幾何平均を採用しています。アップスケーリングとフレーム生成は使わず、大半の作品ではレイトレーシングも無効にした条件です。GPU側に大きな余裕を与え、CPUの差を観察しやすくしています。

同じ記事では、Core Ultra 5 250K Plusが225より約19%高い平均フレームレートでした。225のPコアは6基、Eコアは4基で、最大ターボは4.9GHzです。Intel公式仕様でも10コア/10スレッド、L3キャッシュ20MBと確認できます。多数の背景処理を伴うゲームや高リフレッシュレート環境では、CPUの処理能力がフレーム間隔に影響します。

ゲームによる差の出方

17ゲーム平均は製品選びの起点ですが、各作品の傾向は同じではありません。同レビューのHitman 3では225がCore i5-14400を9.5%上回り、Ryzen 5 7600Xに近づきました。Doom: The Dark Agesでは7600Xより先行した一方、9600Xと245Kには及びません。遊ぶ作品が決まっているなら平均値だけでなく、その作品の測定を確認するとCPUに払う金額を判断しやすくなります。

高い平均fpsを得ても、映像が詰まる場面では最低フレームレートが体感に影響します。オンライン対戦など高更新率のモニターを活かしたい用途では、平均値とあわせてフレームタイムのグラフを見るのが有効です。ゲーム用CPUの比較記事に最低fpsや1% lowが載っていれば、滑らかさの判断材料になります。

GPUと解像度を含めた選び方

RTX 5090を使った測定では、GPUに余裕を持たせてCPU差を見やすくしています。WQHDや4Kへ解像度を上げるとGPU側の仕事が増えるため、CPUごとのfps差は小さくなる傾向があります。ミドルレンジGPUと組み合わせる構成なら、CPUを上位へ変更する前にGPUの予算を検討しましょう。画質を高くして遊ぶ場合と、フルHDで数百fpsを狙う場合では、先に必要になる部品が変わります。

225の内蔵Intel Graphicsは2基のXeコアを持ちます。このページのベンチマークは外部GPU使用時のCPU性能を示します。グラフィックボードを使わないPCでのゲームを考えている方は、内蔵GPUの記事を参照してください。新しい大型3Dゲーム中心なら外部GPUを予算へ組み込みます。

国内価格を踏まえた判断

2026年9月26日に確認したドスパラの225 BOX価格は31,780円です。CPU価格だけで比較するより、LGA1851のB860マザーボード、DDR5メモリ、GPUを加えた合計を出す方が正確です。すでにLGA1700やAM5の部品を持っている場合、流用できる部品が総額を左右します。225のベースパワーは65Wで、BOXにはクーラーも付属するため、追加の冷却費を抑える選択肢があります。

目標フレームレートから逆算

60fpsを目標に高画質で遊ぶ人と、240Hzモニターで対戦ゲームを遊ぶ人では、CPUへ求める余裕が異なります。後者はGPUが十分速くてもCPUが描画命令を用意する速度が上限になりやすく、225と9600Xの差を受けやすい条件です。前者はGPU側の描画時間が長くなりやすいので、同じ予算ならGPUやメモリの不足を先に解消します。Tom’s Hardwareの比較はRTX 5090とフルHDの条件を公表しているため、CPUの序列を読む材料として使えます。

まとめ

225はCore i5-14400を上回る一方、CPU差が表れやすい17ゲーム平均では9600Xに14%及びません。ゲーム中心でフルHD高fpsを目指すなら、CPU候補の価格差を比較しましょう。WQHD以上や画質優先ならGPUを先に決め、B860とDDR5を含む総額を見積もると構成を選びやすくなります。必要な部品はマザーボード記事で確認できます。