Core Ultra 5 225で自作する際、マザーボードはLGA1851対応モデルから選びます。標準設定で使うならB860は候補です。製品ごとに端子、拡張スロット、M.2の数が違うので、チップセット名だけで決めず、必要な機能から逆算しましょう。
ソケットとチップセット
Intelの225仕様は対応ソケットをFCLGA1851としています。CPUを取り付けるには、同じLGA1851のマザーボードが必要です。旧世代のLGA1700製品へ225を載せることはできません。B860はIntel 800シリーズのチップセットで、Intel公式ページではメモリのオーバークロックに対応すると記載されています。
225はクロック倍率を自由に引き上げるK付きCPUではありません。高価なZ890のCPUオーバークロック機能を目当てに買う意味は薄く、B860で必要な端子やストレージを満たせるなら合理的です。一方、PCIeスロットやUSB、M.2を多く増設したい構成では、各基板の実装を比べてください。チップセットの上限値と、完成したマザーボードに実装された端子数は同じとは限りません。
具体例:PRIME B860-PLUS WIFI
ASUSの仕様表によると、PRIME B860-PLUS WIFIはLGA1851のCore Ultra Series 2に対応し、DDR5スロットを4本持ちます。GPU用にCPU直結のPCIe 5.0 x16スロット、SSD用にPCIe 5.0 x4のM.2スロットを備えます。別のM.2はB860側のPCIe 4.0 x4です。ゲーム用GPUを1枚、NVMe SSDを1~2枚使う構成なら、仕様表上の拡張先が明確です。
同ボードにはHDMI、DisplayPort、映像出力対応USB Type-Cが記載されています。225の内蔵GPUを使う場合は、使うモニターの端子に合わせられます。無線LANとBluetoothも備えますが、有線接続だけなら無線なしの別製品も候補です。背面USBの本数や速度、LAN速度、前面USB Type-Cをケースにつなげられるかも、実際の使い方に合わせて比較してください。
メモリとストレージの確認
225の公式対応メモリはDDR5-6400、最大2チャネルです。ASUSのボード仕様はDDR5のXMPや高いOC速度にも対応しますが、対応速度はCPU、メモリ容量、搭載枚数で変わると明記しています。標準設定を優先するなら、まず使う容量を決め、マザーボードのメモリ対応表に掲載された2枚組を選びます。XMPを使う場合は、購入するキットの型番とBIOSを照合しましょう。
NVMe SSDはM.2の長さと接続規格を確認します。このASUSボードの先頭スロットは2242/2260/2280のPCIe 5.0 x4に対応し、二つ目は最大22110のPCIe 4.0 x4です。高速なSSDを先頭に入れ、容量重視のSSDを二つ目に入れる構成が考えられます。SATA接続の既存ドライブを使うなら、ボードにSATA端子が4本あることも仕様で確認できます。
費用と組み立ての順序
2026年9月26日時点でドスパラの商品ページは225 BOXを31,780円、セット候補のASRock B860 Pro-A WiFiを19,800円と表示しています。セット購入価格とは別の単品表示額です。CPUとマザーボードだけで51,580円になり、DDR5、SSD、ケース、電源はさらに必要です。B860を選ぶ利点は、必要な機能を満たす基板を選べば余った予算をメモリやGPUへ回せることです。
組み立て前には、ケースがボードのATXやmicroATXといったサイズに対応するか確認します。CPUクーラーはLGA1851に取り付けられる型番を選び、ケースの高さ制限も見ます。225 BOXにはクーラーが付属するため、最初は付属品を使う構成も可能です。冷却の詳しい判断は付属クーラー記事へまとめました。
映像端子と拡張スロットの優先順位
内蔵GPUだけで始めるPCは、背面の映像端子が使うモニターに合うかを最初に確かめます。外部GPUを挿すなら、ケース内にカードの長さと厚みが収まるか、隣の拡張スロットを塞がないかも確認します。将来キャプチャーカードや高速ネットワークカードを追加する予定なら、GPUを挿した状態で利用できるスロットの位置と実際のレーン数が要点です。ボードの「x16形状」は電気的なx16接続を意味しないことがあるため、ASUSの仕様表にある各スロットの動作モードを読んでから選びます。
まとめ
225にはLGA1851のB860ボードを選びます。CPU直結GPUスロット、必要なM.2数、映像端子、背面USB、LAN、ケース寸法を仕様表から確定させると、過不足の少ない一枚を選べます。メモリの選び方はDDR5の記事で確認してください。
